2023年5月17日の支部年次大会において第20代の支部長の職を拝命致しました。今年で1978年の設立から45年を経過した西部支部の支部長に私が就任するのは若返りとは逆との思いもありますが、これも今まで私を育てていただいた“熱処理”に対する最後の御奉公と思って精一杯務めさせていただく所存です。直近までは西部金属熱処理工業協同組合の理事長として工業会の立場でありましたが、これからは工業会と技術協会の架け橋となって熱処理技術の開発や普及とともに、脱炭素、DX、少子化(工業高校の減少、大学の金属系学科の減少)等の業界全体の難題にも取り組んでいく予定です。この半世紀足らずの支部活動の中で、西部支部は先輩諸氏の努力で産・官・学の連携がうまくいっている支部であると思っております。コロナ禍の3年余りを経過して会議や講習会のWEB開催も当たり前になり、世の中の常識も変化しましたが、これからも活発な支部活動を続けていきますので、引き続き御協力の程宜しくお願い申し上げます。
第20代支部長 大山照雄